日記(悪性リンパ腫 闘病記)

「悪性リンパ腫」での闘病記録です。同じ病気、また他の癌と戦っている/戦った人に何か役に立てるかと思い、書き留めます。

改めて「ガン」

2021/5/11  観察期間

 

改めて「ガン」

「癌」、「がん」、「ガン」と表記されることがあります。「癌」は上皮組織のがん化を指します。自分の「悪性リンパ腫」は「癌」ではなく、悪性腫瘍全般を表す「がん」です。ブログでは前後のひらがなに混じらないよう、なるべく「ガン」を使っています。

 

ガンとは:

人間の体は細胞からできています。ガンは、普通の細胞から発生した異常な細胞のかたまりです。細菌やウィルスのように外部からの異物ではなく、自らの細胞である点が特徴的です。

正常な細胞は、体や周囲の状態に応じて、増えたり、増えることをやめたりします。例えば皮膚の細胞は、けがをすれば増殖して傷口をふさぎますが、傷が治れば増殖を停止します。一方、がん細胞は、体からの命令を無視して増え続けます。勝手に増えるので、周囲の大切な組織が壊れたり、本来がんのかたまりがあるはずがない組織で増殖したりします。正常な細胞ではこのようなことはありません。

 

多段階発ガン:

がん細胞は、正常な細胞の遺伝子に2個から10個程度の傷がつくことにより、発生します。これらの遺伝子の傷は一度に誘発されるわけではなく、長い間に徐々に誘発されるということもわかっています。正常からガンに向かってだんだんと進むことから、「多段階発ガン」といわれています。

傷がつく遺伝子の種類として、細胞を増殖させるアクセルの役割をする遺伝子が、必要ではないときにも踏まれたままになるような場合(ガン遺伝子の活性化)と、細胞増殖を停止させるブレーキとなる遺伝子がかからなくなる場合(ガン抑制遺伝子の不活化)があることもわかっています。

傷の種類として、DNAの暗号に異常が生じる突然変異と、暗号自体は変わらなくても使われ方が変わってしまう、エピジェネティック変異とがあることがわかってきています。

正常な細胞に決まった異常が起こると、その細胞は増殖します。そこに第二の異常が起こると、さらに早く増殖するようになります。この異常の積み重ねにより、がん細胞が完成すると考えられます。

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再発防止

「多段階発がん」として、様々な要因が起因してガンになると考えられていますので、生活を正さないといけないのだと思いますが、「なるときにはなる」気もします>_<

 

手指の痺れ

指先の痺れは変わらず。また左手小指が、時々ビリってきます。やはりリウマチかなと思ってしまいますね。

 

アップします。