日記(悪性リンパ腫 闘病記)

「悪性リンパ腫」での闘病記録です。同じ病気、また他の癌と戦っている/戦った人に何か役に立てるかと思い、書き留めます。

明日はPET検査

2021/2/24  3コース目(15日目)

1コースのサイクルは21日。まだ抗がん剤の効果は継続しているはず。本当は21日を過ぎてからが良いのだと思いますが、6コース中の3コース(半分)が次週で終わるタイミングで、明日、状況を確認するためPET検査をします。正式にはPETにCTを融合したPET/CT検査です。

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前回は入院前日の2020/12/21にやりました。その結果、横隔膜の上、縦隔にも多くの腫瘍があり、回腸への浸潤も分かりました。正確には、画像では盲腸と思われ大腸カメラをやった結果、回腸と判明。画像を写真に撮ってませんが、頭の中で記憶されてます。胸は真っ黒でした。

 

PET検査

PET(Positron Emission Tomography:陽電子放出断層撮影)は、細胞の活動状況を見ることが出来ます。

【仕組み】

細胞はエネルギー源として「ブドウ糖」が必要。ガン細胞は正常細胞より増殖が盛んに行われるため、3〜8倍の「ブドウ糖」を必要とします。

PET検査では、「ブドウ糖」にごく微量の放射線を放出するフッ素18(18F)という「放射性同意元素」をくっつけた薬剤(✳︎FDG)を静脈注射し、細胞が取り込むことを利用(FDGはガン細胞の病巣に集まる)して、PETカメラを用いて全身分布を撮影します。

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FDG: F(フッ素)とDG(デオキシグルコース:ブドウ糖によく似た糖の一種)で成り立つ。

 

脳は真っ黒:

PETは苦手な部位もあります。下の画像(自分のではないです)は黒い部分がいくつかありますが、全て正常です。脳、扁桃腺、乳腺、肝臓、腸管のFDG集積。また、腎から膀胱にはFDG排泄。

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体調

先週は倦怠感があり、体調が悪い日が多かったですが、今日は「良い」と言っていい状態です。

PET検査の被曝量は胃のレントゲンより低いです。それよりもCTの方が高いようですが、それで体調悪化することはないかなと思ってます。

 

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散歩せず、アップします。