尿管結石と膀胱ガン
2021/2/2 2コース目(19日目)
今日は節分。124年ぶりに2月2日だそう。地球が太陽の周りを一周する周期は、実質365日でなく365.242182日なので、うるう年と同じく立春(節分は前日)も調整があるため。
まあ、2日でも3日でもよいですが、今の時期、豆を撒くことも出来ないのは寂しいですね。
尿管結石と膀胱ガン
「はたらく細胞BLACK」の6話は「腎臓、尿路結石、涙」。これを見て思い出しました。
「尿路」とは、腎臓(腎盂)、尿管、膀胱、尿道という尿の通り道。尿路結石が尿管で起これば「尿管結石」です。
今、悪性リンパ腫の治療中ですが、実はガンになったのは2回目で2006年に膀胱ガンが見つかりました。たまたまでした。
【経緯(尿管結石)】
2005年の9月、かみさんと娘と3人で息子の高校の学芸祭を見に行き、帰りに食事をしていた時にお腹が痛くなり(最初は下痢かと)「ちょっとダメなのでタクシーで帰ろう」。ただ、乗ったあと痛みがひどくなり運転手さんに「病院へ行ってください」と。日曜日だったので、救急で北里研究所病院へ。
当直の先生が産婦人科の方で、「結石かもしれないですね、ちょっと待って」と、電話。相手は泌尿器科の先生らしいのですが「あ、結婚式の最中ですか?」って。自分は激痛で冷や汗も出てましたが、「どうします?」との質問。(何とかして!)
結局、痛み止めを打ち、その日は入院しました。
【経緯(膀胱ガン)】
その後、ESWL(体外衝撃波結石破砕術)を2回やりました(体内の結石に向けて、衝撃波をパンパンと打ち続ける)。しかし、結石は破砕出来ず。レントゲンを見ると、尿管内の結石の下は管が細くなっていて、今のままだと菅がくっついてしまう状態。
内視鏡によってレーザーで破砕することになり、2006年の2月に入院。破砕は成功しました。その際、内視鏡は尿道、膀胱を通ります。そこで膀胱にガンがあることが分かりました。表層だけでしたので、1週間後にまた入院し、切除しました。その後、5年観察し転移も再発もなく、でした。
血尿などの自覚症状は何もなかったので、結石が自然に落ちていたり、ESWLで破砕されていれば発見出来なかったでしょう。先生も「珍しいね」と。
今回、自分としては膀胱ガンが再発しリンパへ転移したのかと疑い、可能性を聞いたところ、先生は「ちょっと遠いね」とのことでした。
「はたらく細胞BLACK」の結石
結石は丸くなく、隕石のような形状。こんなものが尿管を落ちるんですから激痛です。失神する人もいるくらい。経験者はご存知だと思いますが「痛みの王様(king of pain)」と呼ばれます。もちろん、小さければ自然に尿と一緒に排出されます。大きすぎれば腎盂に留まり、これも大変。
5年の観察期間、何回か内視鏡で膀胱を確認しました。あそこから内視鏡を突っ込み調べます。最初は痛かったですが、段々慣れてきて何回目からかは、膀胱内の映像を自分でも見てました。
もう、ずいぶん前の話です。
「アンパンマン」のやなせたかしさんは何度も膀胱ガンになったそうです。生存率は高いですが、再発率も高いガンです。自分の父親は、42の若さで胃ガンのため死去してますので、臓器のガンに対する覚悟というか、気持ちはありましたが、血液のガンになるとは思ってもいなかったですね。
散歩
今日は体調も良く、天気もいいので1人で散歩してきました。不要不急として認めてもらって、、、恵方巻、並んでる店もありました!
アップします。