日記(悪性リンパ腫 闘病記)

「悪性リンパ腫」での闘病記録です。同じ病気、また他の癌と戦っている/戦った人に何か役に立てるかと思い、書き留めます。

最終のPET/CT検査日

2021/5/24  観察期間

R-CHOP療法の6コース目を終えたのは5/6。過去、PET/CT検査は、入院前(12/21)、3コースを終えて(2/25)、そして今日が5/21の診察を経て最終3回目の検査です。過去2回は朝からでしたが、今日は昼から。

 

12:20  国際医療福祉大学三田病院着、再診受付にて紹介状提出

12:25  案内され放射線科へ。受付は休憩中?で待ち。

13:25  ようやく案内され、診察着に着替え、体重と身長測定

13:40  看護師さんの問診と血糖値測定、流れ説明

13:45  FDGを静脈注射(約2分)

→機械にて注射中は、担当の方たち、離れて遠巻きに。

13:50  休憩室のリクライニングシートにて薬剤が行き渡るのを待つ(約60分)

14:50  検査本番(約30分)

15:20  終了後、再び休憩室で休憩(約30分)

15:45  着替えを終え、会計提出

15:55  会計終了

帰りは田町まで歩き。途中のベローチェでサンドイッチを食べました。朝から食べてませんので軽くと思って。

 

ちなみに、国際医療福祉大学三田病院は、元キャンディーズのスーちゃん(田中好子)が亡くなった病院です。最初の乳癌から2011年に亡くなるまで、仕事もしながら19年間、ずっと闘病していたようですね。死が近いことを意識したメッセージ(録音)は悲しかったですね。

 

改めてPET検査とは

PET(Positron Emission Tomography:陽電子放出断層撮影)は、細胞の活動状況を見ることが出来ます。

【仕組み】

細胞はエネルギー源として「ブドウ糖」が必要。ガン細胞は正常細胞より増殖が盛んに行われるため、3〜8倍の「ブドウ糖」を必要とします。

PET検査では、「ブドウ糖」にごく微量の放射線を放出するフッ素18(18F)という「放射性同意元素」をくっつけた薬剤(✳︎FDG)を静脈注射し、細胞が取り込むことを利用(FDGはガン細胞の病巣に集まる)して、PETカメラを用いて全身分布を撮影します。

f:id:Grayhair_66:20210524093017j:image

FDG: F(フッ素)とDG(デオキシグルコース:ブドウ糖によく似た糖の一種)で成り立つ。

 

脳は真っ黒:

PETは苦手な部位もあります。下の画像(自分のではないです)は黒い部分がいくつかありますが、全て正常です。脳、扁桃腺、乳腺、肝臓、腸管のFDG集積。また、腎から膀胱にはFDG排泄。

f:id:Grayhair_66:20210524093136j:image

 

検査の注意事項には、「患者様自身が放射線源となり、検査終了後約24時間は乳幼児や妊娠されている婦人との密接な接触はなるべく控えるようお願いします」とありますが、PET検査の被曝量は胃のレントゲンより低いです。それよりもCTの方が高いようです。

f:id:Grayhair_66:20210524093318j:image

 

長丁場で疲れました。FDGが体内にあることも影響しているかもです。

 

果たして結果は?

アップします。