日記(悪性リンパ腫 闘病記)

「悪性リンパ腫」での闘病記録です。同じ病気、また他の癌と戦っている/戦った人に何か役に立てるかと思い、書き留めます。

ブログ1年目の最終日

2021/12/21

今日も良い天気。夜、錦糸町までソウルダンスの講座見学に行きます。先日、恵比寿で見てきましたが、ちょっと違うな〜と。


PET検査

昨年は、22日入院前に国際医療福祉大学 三田病院でPET検査をしました。この時の検査画像が、入院初日のインフォームドコンセントで説明時に使われました。

 

改めて、

PET(Positron Emission Tomography:陽電子放出断層撮影)は、細胞の活動状況を見ることが出来ます。

【仕組み】

細胞はエネルギー源として「ブドウ糖」が必要。ガン細胞は正常細胞より増殖が盛んに行われるため、3〜8倍の「ブドウ糖」を必要とします。

PET検査では、「ブドウ糖」にごく微量の放射線を放出するフッ素18(18F)という「放射性同意元素」をくっつけた薬剤(✳︎FDG)を静脈注射し、細胞が取り込むことを利用(FDGはガン細胞の病巣に集まる)して、PETカメラを用いて全身分布を撮影します。

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FDG: F(フッ素)とDG(デオキシグルコース:ブドウ糖によく似た糖の一種)で成り立つ。

 

脳は真っ黒:

PETは苦手な部位もあります。下の画像(自分のではないです)は黒い部分がいくつかありますが、全て正常です。脳、扁桃腺、乳腺、肝臓、腸管のFDG集積。また、腎から膀胱にはFDG排泄。

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放射線同意元素

PET検査のキャンセルは2日前まで。それ以降は整合した薬剤が使えなくなるため、薬剤の費用を請求されます。

FDGを注射している間(2分)、担当の方々は全員5m離れて見守ります。それだけ、放射線が出ているということ。

また、検査を受けた人は「放射線源」となるため、終了後12時間は、妊婦さん、赤ちゃんに近づくなとされてます。

 

PETは昨年の今日、初経験でしたが、体全体が「放射線源」になることは驚きましたね。

 

昨年12/22からブログを書き始めましたので、今日で1年の終わり、節目です。生きました^_^

 

アップします。