「がん悪液質」、林試の森公園
2021/5/2 6コース目(17日目)
昨日の読売新聞夕刊にに「がん悪液質」という耳慣れない病気が掲載されていました。
がん悪液質
「がん悪液質」は、「通常の栄養サポートでは完全に回復することができず、進行性の機能障害に至る、骨格筋量の持続的な減少(脂肪量減少の有無を問わない)を特徴とする多因子性の症候群」。「がんを持っているというだけで、ダイエットをしているわけでもないのに体重が減り、特に筋肉がやせて歩けなくなる状態」とのこと。
「エネルギーの浪費の状態」。通常、人の体はエネルギーの出納を絶妙にコントロールしていますが、がん悪液質では、がんから分泌されるさまざまな物質により、エネルギーを消費するスイッチがオンになり、常に燃やし続けてしまう代謝の状態になります。エネルギーの貯蓄としての脂肪を燃やすだけでなく、本来は燃やしてはいけない骨格筋も燃やしてしまうため、体重減少が起こる。
このような状態は、がんから分泌される物質によるだけでなく、人の体ががんに対して免疫反応を起こし、放出される炎症性サイトカインがさまざまな臓器に作用することでも起こります。脳の食欲中枢に作用し、食欲を抑える方向に働くのもその1つ。肝臓に作用し、エネルギーの備蓄を妨げることもあり、体重減少や食欲不振にはこうした背景があります。
「半年間で体重の5%減少が診断の目安」。自分はガンになり入院した段階で4%は減っていたかと思います。食欲減退はないので問題ないと思いますが、やはり運動能力は維持しないと。
散歩します。
かみさんの誘いで、午前中に「林試の森公園」まで足を伸ばしました。武蔵小山商店街を越えた場所にありますが、自然豊かで気持ちの良い公園です。人はそれなりですね。
自宅から、往復9,900歩。疲れましたが、右足の付け根の痛みは出ませんでした。
帰りの戸越銀座商店街で、ポツポツと雨が来たので、かみさんは「洗濯物干してある」と慌てて先に帰りましたが、雨は強くならず大丈夫でした^_^
アップします。