日記(悪性リンパ腫 闘病記)

「悪性リンパ腫」での闘病記録です。同じ病気、また他の癌と戦っている/戦った人に何か役に立てるかと思い、書き留めます。

血小板減少

2021/1/27  2コース目(13日目)

今は抗がん剤の副作用である骨髄抑制期。特に感染に気を付けないといけない時期。かみさんは「外に出ないように」と(^-^;

 

昨日の採血

昨日は予定外通院。胃腸の薬をもらうだけのつもりが、思わぬ採血とCTでした。採血は何も問題無しと昨日書きましたが、1点、血小板の数がかなり落ちてます。PLT(血小板数)は、1月15日の抗がん剤投与前22.3(x10000/μL)でしたが、8.6。正常値は15.8〜34.8です。怪我するとまずい時期。

そう言われれば、昨日ベテランの女性に採血してもらった際、針を抜いた瞬間にピューッと血が勢いよく出ました。自分も初めて見た光景。「あら、テープでも押さえるわね」と絆創膏の上からテープでギュッと。

血小板の役割は、“止血”、“血液凝固”。血管が傷つくと表面に集まり凝集(互いにくっつき)し、血栓(小さな塊)を作ります。

血液は細胞成分と血漿成分で出来ていて、細胞成分は赤血球、白血球、血小板。血漿成分の90%は水分です。

血小板は、赤血球と白血球から比べてかなり小さく(2〜4μm)、核を持ってません。ただ、小さくとも重要な細胞です。

 

血小板の大きさ

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血液の内容

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血小板ちゃん

はたらく細胞!!」は、海外、特に中国でも人気なようですね。キャラクターとして「血小板ちゃん」は、小さいからか子供として描かれていて可愛い。血液凝固のため、血液凝固因子を懸命に運び団体行動で頑張ります。今回、減らしてしまって申し訳ない。

 

血小板ちゃん

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採血の他のデータ

LDH(乳酸脱水素酵素)230(正常値:124〜222)。腫瘍の数と比例すると言われていて、入院時は1990。230は安心材料です。ガンの種類によっては、この数値が高くならないものもあるようですが、悪性リンパ腫白血病は顕著で、腫瘍マーカーとなります。

好中球数  4133(正常値:2000〜7500)。骨髄抑制期ですが、18日に皮下注射したジーラスタが効いているのだと思います。入院時に、21まで落ちたことがありますから。この時のGradeは4。5は“死亡”なので、危険水域でした。

 

昨日は、他の理由で通院しましたが、採血してデータを見れたのは良かった。やはり数字で確認出来るのは安心です。

 

アップします。