ガン細胞と腸内環境
2021/3/1 3コース目(20日目)
「はたらく細胞」ガン細胞との戦い
「制御性T細胞」が、メモリーT細胞/NK細胞/好中球のガン細胞に対する攻撃を邪魔し、ガン細胞が増殖しましたが、腸内環境の改善により悪玉菌から発生する毒素が減ったため、ガン細胞に変化が現れ、制御性T細胞がガン細胞を正常細胞ではないと判断。
メモリーT細胞(キラーT細胞)の奥義、「パーフォリン」、そして最後は好中球によりガン細胞を死滅させ、話は終了。
腸内フローラのも大切さが肝でした。
パーフォリン
制御性T細胞の判断
好中球によるガン細胞破砕
3週に渡る話でしたが、楽しめました。実際の体内で起こるガン細胞との戦いはもっと過酷ですが、やはり腸内環境を整えないと。戦いと言うより防御だと思います。
散歩
風は強かったですが、暖かい中、一人で散歩。距離は短めにしたつもりでしたが、足の付け根に痛みを感じました。以前に無理して歩いたときの状態が良くなっていませんね。
明日で3コース目が終わりますので、抗がん剤の効果もほとんどなくなっていると思いますが、味覚障害を含めた副作用は和らぐことなく、続いてます。
アップします。
2月も終わり
2021/2/28 3コース目(19日目)
「2000年問題」の思い出
今年はうるう年ではないので、28日で2月も終わり。
その年がうるう年かどうかの判断は、
1. 4で割り切れる年はうるう年 でも
2. 100で割り切れる年はうるう年ではない でも
3. 400で割り切れる年はうるう年
です。
IT関係のそれなりな年齢の人は「2000年問題(Y2K)」を経験していると思います。あのとき、“北朝鮮から誤ってミサイルが飛んでくる”なんて話もありました。
「2000年問題」は、コンピュータのプログラムが西暦を二桁で判断しているために起こる問題。1991年ならば91としていました。そのため、2000年は00になってしまう。
そして、もう一つの問題がうるう年。2000年はうるう年でしたが、先程の定義で1と2の条件しか判断していないプログラムがたくさんありました。誰もが作成したプログラムが2000年を超えて、長期に動作すると考えていなかった。
では、3の条件は次にいつか?2400年です。3の条件を二度経験する人間は一人もいません。
1999年12月31日、会社に泊まり何かあったときのために待機してました。JRも、電車を31日の23時59分に一旦止めて、1月1日になってから動かしたと思います。ビルも、エスカレーターやエレベーターを、年にまたがって動かさないようにしたはずです。
ただ、「世界の終わり」のようなことは起こらず、肩透かしのような出来事でしたね。
散歩
今日は、いつもの商店街往復。久しぶりの更科蕎麦屋さんに行き、カロリー摂取で力うどん^_^
やはり、うどんだけだと味が薄い。
味覚障害も、長引くと本来の味を忘れてしまいそうです。レモン汁でのうがいは今のところ効果なしです。
写真なし。
アップします。
味覚チェック
2021/2/27 3コース目(18日目)
味覚チェック
自分も味覚障害状態ですが、何の味が感じないのか?確認してみました。はっきりせず。調味料そのままだと、それなりに感じます。でも、砂糖が本来はもっと甘いのかも?味噌は塩味?旨味?しっかりと感じます。
調理後の微妙な味がダメなんでしょう。それぞれの料理についてメモらないといけませんね。
左から「さしすせそ」+
砂糖、塩、酢、醤油、味噌。最後はソース。
味覚と舌
パルスオキシメーター
1月の中旬にAmazonで注文しましたが、まだ届かず。今日の読売新聞に注意の情報が。
一昨日、Amazonサイトから問い合わせてますが、まだ返事なしです。
天気はいいですが、寒さと花粉で散歩なし。
アップします。
放射線源
2021/2/26 3 コース目(17日目)
放射線源
昨日書きましたが、PET検査でのFDG投与で体が「放射線源」になっていたので、風呂も昨夜はシャワーだけで済ませました。
今朝までには、細胞に取り込まれていない薬剤が尿となって放出されたはずです。
PET検査
次の検査は、予定の6コースが全て終わってから行う予定。静脈注射時の針のチクリだけで、痛みも何もない検査ですが、あまり気持ちの良い検査ではないです。「ガンに餌をやっている」からですね。
便秘
一昨日、昨日と、また便秘してましたが、今日は大丈夫。ただ、薬の力を借りてます。なかなか、腸の状態は正常になりません。
便秘は毒素の発生源
ビフィズス菌、毎日ヨーグルト食べてますが、、、
散歩なし。
アップします。
PET/CT検査
2021/2/25 3コース目(16日目)
3コース、半分が終わるのはまだまだ先だと入院中は思ってました。PET検査もです。でも、こうして検査になると、早かったなとも、ようやくとも感じますね。
8:00 医療法人大学三田病院着、再診受付にて紹介状提出
8:35 案内され放射線科へ、受付
8:45 診察着に着替え、体重と身長測定
8:50 看護師さんの問診と血糖値測定、流れ説明
9:00 FDGを静脈注射(約2分)
9:10 休憩室のリクライニングシートにて薬剤が行き渡るのを待つ(約40分)
9:50 検査本番(約30分)
10:20 終了後、再び休憩室で休憩(約30分)
11:10 着替えを終え、会計提出
11:55 会計終了
12:15 タクシーにて帰宅
結果は4コース目開始の3月3日に分かります。果たしてどうか?
マシン
放射線同意元素
PET検査のキャンセルは2日前まで。それ以降は整合した薬剤が使えなくなるため、薬剤の費用を請求されます。
前回も驚きましたが、FDGを注射している間(2分)、担当の方々は全員5m離れて見守ってました。それだけ、放射線が出ているということ。
また、検査を受けた人は「放射線源」となるため、終了後12時間は、妊婦さん、赤ちゃんに近づくなとされてます。
ガンの餌
昨日のブログに書きました。PET検査は、ガン細胞が多くの「ブドウ糖」を取り込むこと、それを利用してます。言わば、“ガンが増殖するための餌”をあげているようなものかと。何かイヤですね。
餅
体重が増えないので、カロリーを取ろうと餅を食べるようにしてます。家に帰ってから磯部巻きを2つ食べました。美味しかったですが、歯にくっつく量が半端じゃない。唾液の有り難さを痛感(´ー`)
少し休息します。
アップします。
明日はPET検査
2021/2/24 3コース目(15日目)
1コースのサイクルは21日。まだ抗がん剤の効果は継続しているはず。本当は21日を過ぎてからが良いのだと思いますが、6コース中の3コース(半分)が次週で終わるタイミングで、明日、状況を確認するためPET検査をします。正式にはPETにCTを融合したPET/CT検査です。
前回は入院前日の2020/12/21にやりました。その結果、横隔膜の上、縦隔にも多くの腫瘍があり、回腸への浸潤も分かりました。正確には、画像では盲腸と思われ大腸カメラをやった結果、回腸と判明。画像を写真に撮ってませんが、頭の中で記憶されてます。胸は真っ黒でした。
PET検査
PET(Positron Emission Tomography:陽電子放出断層撮影)は、細胞の活動状況を見ることが出来ます。
【仕組み】
細胞はエネルギー源として「ブドウ糖」が必要。ガン細胞は正常細胞より増殖が盛んに行われるため、3〜8倍の「ブドウ糖」を必要とします。
PET検査では、「ブドウ糖」にごく微量の放射線を放出するフッ素18(18F)という「放射性同意元素」をくっつけた薬剤(✳︎FDG)を静脈注射し、細胞が取り込むことを利用(FDGはガン細胞の病巣に集まる)して、PETカメラを用いて全身分布を撮影します。
FDG: F(フッ素)とDG(デオキシグルコース:ブドウ糖によく似た糖の一種)で成り立つ。
脳は真っ黒:
PETは苦手な部位もあります。下の画像(自分のではないです)は黒い部分がいくつかありますが、全て正常です。脳、扁桃腺、乳腺、肝臓、腸管のFDG集積。また、腎から膀胱にはFDG排泄。
体調
先週は倦怠感があり、体調が悪い日が多かったですが、今日は「良い」と言っていい状態です。
PET検査の被曝量は胃のレントゲンより低いです。それよりもCTの方が高いようですが、それで体調悪化することはないかなと思ってます。
散歩せず、アップします。
ヒゲ
2021/2/23 3コース目(14日目)
ヒゲ
抗がん剤の副作用、脱毛でヒゲも無くなり特に口髭は1コース目の終わりあたりでツルンツルン。なので、髭剃りをしなくて済んで楽でした。が、昨日の夜、鏡を見たら何本かヒョロヒョロと生えてました。?? 何ででしょう。頭の毛根が復活するのはまだまだ先のはず。なぜヒゲは?
鼻血
今朝、鼻をかんだら右の鼻から鼻血がスーッと出て、しばらくティッシュを突っ込んでました。粘膜がやられてるのと、骨髄抑制期で血小板が少ないのが原因ですね。
血小板ちゃん
散歩
今日はかみさんと目黒川のあたりまで散歩。スマホ忘れたので、歩数は分からずです。足の痛みは出ませんでした^_^
アップします。